毎朝「仕事に行きたくない」と感じるあなた。それは単なる疲れや甘えではなく、深刻なストレスのサインかもしれません。私自身、過去に休職を経験し、精神障害の診断を受けました。そこで気づいたのです。休職は必要な時に真剣に検討すべきだと。
モチベーション低下、集中力低下、体調不良、精神的不調、人間関係のストレスなどが続く場合、休職を考えるべきです。上司や専門医に相談し、休職中の生活設計を立てることが大切です。
就労移行支援やリワークを通じて、私は無事復帰できました。
休職は人生の終わりではなく、新たなチャンスです。自分に合った働き方を見直し、ワークライフバランスを重視できます。休職は恥ずべきことではありません。
健康を守るための大切な一歩なのです。あなたの心と体のために、勇気を持って一歩踏み出してください。
私はうつ病で休職をしたいと考えたことが何度もありました。結果、休職を数回したことがあり、甘えとはおもいません。結果として発達障害がわかり、過去に休職を繰り返してしまった原因がわかりました。
【休職したい疲れたは甘え?】メンタル不調の休職とは??知恵袋
①休職とは会社を休むとは違うの
休職期間は、会社ごとに異なりますが、一般的に3ヶ月から1年程度です。
休職を希望する場合は、会社に休職申請書を提出する必要があります。
休職申請書には、休職の理由、休職期間、復職予定日を記載する必要があります。
休む従業員の健康や生活を守るために設けられた制度です。
休職制度を利用して、心身を休め、体調を回復することで、復職後のパフォーマンスを向上させることができます。
また、休職制度は、従業員の多様なライフスタイルを尊重し、ワークライフバランスの実現を支援するものです。
ただし、健康保険の傷病手当金や雇用保険の傷病手当などを受け取ることができる場合があります。
(1) 「休職」とは、ある従業員について労務に従事させることが不能ま たは不適当な事由が生じた場合に、使用者がその従業員に対し労働契 約そのものは維持させながら労務への従事を免除することまたは禁止 することである。
引用元;休職とは(厚生労働省)
②休職したほうが良い状況とは?
精神的に疲れた何もしたくないは、精神面だけでなく体の不調としても現れます。の症状が起こるのは、全身の機能に関わっている「自律神経」が、過度のストレスで乱れてしまうからです。心の調子が不安定になることで、飲酒量が増えたり、行動が大胆になったりする方もいます。
よって甘えではありません。自分の生活を見直す大切な期間です。
下記の症状が続く場合は、休職をしたほうがよいです。また、その他の病気や薬の副作用が原因の場合もあります。
これらの症状が続く場合は、早めに医療機関を受診して、原因を調べてもらいましょう。
症状 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
疲れているのに眠れない | ストレス、不安、緊張、カフェイン、アルコール、薬物、病気など | 睡眠環境を整える、就寝前の習慣を改善する、ストレスを解消する、病気を治療する |
熟睡できない | 睡眠不足、寝る前の習慣、寝室の環境、病気など | 睡眠時間を増やす、就寝前の習慣を改善する、寝室の環境を整える、病気を治療する |
体がだるい・動かしにくい | 運動不足、ストレス、病気など | 運動をする、ストレスを解消する、病気を治療する |
食欲が出ない | ストレス、病気、薬物など | ストレスを解消する、病気を治療する、薬を減らす |
過食 | ストレス、不安、うつ病、摂食障害など | ストレスを解消する、不安を軽減する、うつ病を治療する、摂食障害を治療する |
のぼせ・冷えが常にある | ホルモンバランスの乱れ、更年期障害、病気など | ホルモンバランスを整える、更年期障害を治療する、病気を治療する |
頭痛・動悸を感じる | ストレス、緊張、病気など | ストレスを解消する、緊張を緩和する、病気を治療する |
下痢が多い | 食生活の乱れ、ストレス、病気など | 食生活を改善する、ストレスを解消する、病気を治療する |
めまい | 低血糖、めまい症、病気など | 血糖値を上げる、めまい症を治療する、病気を治療する |
常に体調が悪い | ストレス、病気、加齢など | ストレスを解消する、病気を治療する、加齢による体調の変化を受け入れていく |
【休職したい疲れたは甘え?ストレスのサインは?
①仕事に行きたくない
仕事に行きたくないとは、朝が絶望的とか寝る前に仕事のことばかり考えるなど、仕事に対してネガティブな感情を抱いている状態です。
仕事に行きたくないと感じている場合、いくつかの原因が考えられます。
原因 | 説明 |
---|---|
仕事内容に興味がない | 仕事内容が自分に合っていない、やりがいを感じられない、興味がないなど。 |
仕事量が多い | 仕事量が自分に負担になっている、時間に追われているなど。 |
仕事のプレッシャーが大きい | 仕事のプレッシャーが大きく、ストレスを感じているなど。 |
人間関係が悪い | 人間関係がうまくいっていない、人間関係に悩んでいるなど。 |
給料が低い | 給料が低く、生活が苦しいなど。 |
仕事にやりがいがない | 仕事にやりがいを感じられない、仕事に夢がないなど。 |
仕事に将来性がない | 仕事に将来性を感じられない、仕事に希望がないなど。 |
仕事に適応できない | 仕事に適応できない、仕事に馴染めないなど。 |
これらの原因は、どれか一つだけが原因になることもあれば、複数の原因が重なっていることもあります。仕事に行きたくないと感じている場合は、原因を明確にすることが大切です。
②疲れたと感じるサインを感じ取る
仕事で疲れた感じる瞬間は頑張っていた仕事の成果が出ないと一気に疲れを感じてしまいます。
人は掛けた時間やエネルギーの分だけ成果を期待してしまうものです。仕事の目標が達成されないと疲れたとかんじてしまいます。
また、達成した成果によって、日々の疲れが癒されることもあるのです。
③一人で仕事を抱え過ぎて疲れてる
気付いたら、自分一人の手では負えないほどの仕事を抱えてしまったときがあるかもしれません。頑張っているからではあるのですが、一人で仕事を抱えている人は疲れを感じやすいです。
一人でプロジェクトを任されたことがありました。
納期が迫っていて、毎日遅くまで仕事をしていました。
その頃は、常に緊張状態にあり、休む暇もありませんでした。そのため、体調を崩してしまい、プロジェクトを遅らせることになってしまいました。
一生懸命に仕事をやって仕事を抱えすぎて、評価をおとしてしまい、更につかれを感じてしまう可能性もあります。
④新しい仕事にやる気がおきない
今までやっていて、一つの仕事を終えたとします。そして、新しい仕事に取り掛かろうと思っている場合にやる気がでないことがあります。
新しい仕事に取り掛かろうと思ったときにやる気が出ない理由を考えてみました。
新しい仕事への抵抗の理由 | 説明 |
---|---|
難しいと感じている | 仕事のスキルや経験が不足している場合や、新しい仕事の進め方がわからない場合など |
新自分に合っていない | 自分の興味や能力に合わない仕事の場合や、自分の性格に合わない仕事の場合など |
仕事にやりがいを感じない | 仕事に目標や達成感がないと感じる場合や、新しい仕事に成長の機会がないと感じる場合など |
必要なスキルや経験がない | 仕事に必要なスキルや経験が不足している場合や、新しい仕事に必要な資格や免許がない場合など |
仕事の責任が重い | 仕事の責任が重く、プレッシャーを感じる場合や、新しい仕事で失敗するリスクが高い場合など |
⑤相手の悩みや相談をよくきけない
仕事上で自分はつかれているにも関わらず、よかれ と思って友達の相談を聞いていると、知らず知らずに気持ちが落ちてしまうこともあります。
事で一生懸命頑張る人です。仕事で疲れているにも関わらず、友達の悩みを聞いてアドバイスをする時間を作ります。
時には彼らの悩みを聞くことが、私自身を落ち込ませてしまうことがあります。
それでも、部下を助けたいと思っています。
私はは自分で精一杯やっているのに、全てをバランスよくこなすことは難しいと感じることがありました。
⑥仕事に適性がないと感じる
仕事に適性を感じなかったら疲れたと感じるさいんかもしれません。。
当時は、IT業界に興味があり、自分のスキルを活かして仕事がしたいと思っていました。しかし、入社後すぐに、仕事に適性がないと感じるようになりました。
しかし、SESで入社した会社では研修がほとんどありませんでした。
大学時代には情報課にいたのですが、実際の業務で必要な知識やスキルを身につけることはできませんでした。そのため、仕事でミスをしたり、わからないことが多かったりしました。
SESで同じ会社の人がいなかったことも、仕事に適性がないと感じた原因の一つです。SESの会社は、派遣社員として他の会社のプロジェクトに配属されることが多いです。そのため、同じ会社の人は少なく、孤独を感じていました。
辞めることを「逃げ」や「後ろ向き」などネガティブに考えすぎないようにしましょう。
私もプログラマーを新卒でしていましたが、とてもセンスが必要な職種であります。資格をとって、第2新卒で転職をしました。仕事から逃げたとおもっていませんし、後悔してないパターンでもあります。
【休職したい疲れたは甘え?】メンタル不調での対処方法
①精神的な病気やうつの可能性
ストレスを溜め込み過ぎると、ネガティブな感情が強くなってしまうことがあります。ネガティブな感情が強くなることで、気分が落ち込んだままとなり、何に対してもやる気が起きなくなります。
②病気の可能性は自己判断はできない
病気の場合は、物事や作業に対する継続力がなく、仕事を最後まで成し遂げるのが難しいです。ましてや病気と考えることもできないでしょう。
③カウンセラーに相談する
カウンセラーは、あなたの話を傾聴し、理解し、サポートしてくれるプロです。
カウンセリングでは、あなたの悩みや不安を整理し、解決策を見つけることができます。また、カウンセラーは、あなたのメンタルヘルスを改善するためのアドバイスやサポートを提供することができます。
メンタル不調で悩んでいる場合は、カウンセラーに相談することをお勧めします。
カウンセリングは、あなたのメンタルヘルスを改善し、より良い生活を送る手助けをしてくれるでしょう。
④病気の可能性もあり診療内科に通院する
病気の場合は仕事に対して前向きな姿勢になりにくく、何事にも妥協しがちです病気や仕事ができないことで何か心当たりがある場合、早めに心療内科や精神科を受診してみることをおすすめします。
仕事できない辛い場合に、「この程度で受診しても良いのだろうか」「医師の診察を受けるほどの状態なのか分からない」と遠慮を感じるかもしれませんが、不安が生活に支障をきたしているなら現状を医師に相談してみましょう。
医師に相談するまえに会社では産業医もいますので一度相談してみるのもよいかもしれませんね。
⑤上司や人事部に相談し、休職制度の利用について確認
休職制度は会社によって異なります。休職を申請する前に、必ず就業規則をよく確認しましょう。
休職の申請方法は、会社によって異なりますが、一般的には、上司に相談し、上司の推薦を得た上で、人事部に申請します。
上司が休職の原因である場合は、直接人事部に相談することもできます。私は直接自社の人事部にとりました。SESなので上司がだれだかわかりませんでしたので。
休職したい疲れたは甘えで診断書のもらい方?
在職しながら転職を検討したほうが安全
退職するには在職中に転職先を決めてしまうか、数か月分は生活できる貯金を持っておくことのどちらかが必要となります。
うつ病でなかければ、貯金がない場合は、退職前に次の就職先を決めておくことがもっとも安心です。。
給与日の違いでキツイ生活を過ごす時期も出てきてしまいます。
それでも貯金がない人にとっては給与日があるということが精神的に落ち着きます。辞める直前やあるいは辞めた後に焦って新しい仕事を探しても余裕がないこともありブラックな会社に入ってしまう可能性が高くなります。
休職なら精神科・心療内科を受診する!
仕事によるうつ病は、休職することによって改善されることもしばしばありますが、職場をそう簡単に辞められないという方は多いのではないでしょうか。
使命感やプレッシャーが、さらにうつを進行させる原因にもつながるため、早い段階で気持ちを軽くすることが大切です。
自己判断でうつ状態、あるいはうつ病と決めつけるのは良くないことです。その場合は休職を検討しましょう。
診断書をもらおう
休職時には、医師の診断書を必要とする場合が大半ですし、様々な保障を受ける際にも医師に記入してもらう書類があります。適切な診断のもと適切な治療を受けることが、状態の改善の近道です。
医師に「診断書を発行してほしいです」と相談してみましょう。 そこで医師が「診断書を発行することができる」と判断した場合に、発行してもらうことができます。
診断書とは、うつ病など心の病気で学校や会社を休む際に必要となる書類です。 診断書と一口に言っても、クリニックの書式で作成する休業や配慮に関する診断書は即日発行可能です。
診断書にかんする記事は下記になります。法的な効果もあります。
休職する場合は傷病手当を会社に相談しよう
休職となると生活費がなくなることがあり、よりうつ病が悪化してしまう可能性があります。その場合は傷病手当を検討してみましょう。会社の人事部が手続きをしてくれます。
傷病手当の場合を検討しましょう。
まとめ:【休職したいし疲れたは甘えなのか?】メンタル不調も甘えになる?知恵袋
いかがでしょうか。
今回の記事では、【休職したい疲れた】甘えなの?仕事に行きたくない場合の対処?知恵袋についておつたえしました。
仕事に行きたくない、過度の疲れ、新しい仕事へのやる気が起きないなど、これらは甘えではなく、休職を検討すべきサインかもしれません。
私自身も体からの警告を無視し続けた結果、精神障害手帳をもらうほどまで追い詰められたことがあります。
これは、休職が必要な状況を誤って甘えと捉えてしまった結果です。
あなたが休職を検討しているなら、まずは自分の感情を大切にし、体の声を無視しないこと。
そして、一人で抱え込むのではなく、専門家や周りの人に相談することの重要性を認識してください。
自分の健康と最優先に、休職を検討しましょう。決して甘えではありません。
- 仕事に行きたくない、過度の疲れ、新しい仕事へのやる気が起きないなどは、休職を検討すべきサインです。
- 休職を必要としている状態を甘えと誤解しないこと。
- 自分の感情を大切にし、体の声を無視しないこと。
- 専門家や周りの人への相談の重要性。
- 自分の健康を最優先に考え、新たな一歩を踏み出すこと。
コメント