パワハラ被害で追い込まれた方へ
毎日のような上司からの暴言や嫌がらせにより、メンタルを病み、私のように発達障害を発症するなど、取り返しのつかないダメージを受けている方も多いのではないでしょうか。
その先には更なる追い打ちとして、うつ病やPTSDなどの重度の精神疾患に陥ってしまうことすらあるのです。
これ以上耐え忍ぶことは困難を極めることでしょう。
しかし諦める必要はありません。弁護士による法的対応や支援団体の協力を得つつ、まずは職場から一刻も早く避難することが何より大切です。
こうした支えを得て前を向けば、必ずやり直しのチャンスが訪れるはずです。
一人で抱え込まずに、専門家や仲間の手を借りて立ち直っていきましょう。
- シバッタマン
- 退職代行で40歳で会社を退職し就労移行支援へ
- 妻と6歳の子供がいて住宅ローン・教育費に必死
- うつ病で休職経験多数
- 経歴・連絡先情報はプロフィールに表示
【パワハラ退職伝え方】ハラスメントでやめる方法?言い換えは?
①上司に直接退職理由を伝える必要はない
パワハラ被害に遭われた方の中には、精神的なダメージが大きく、鬱状態やPTSDなどの症状が現れる場合があります。
また、私自身はパワハラ被害を訴えたにも関わらず、加害者である上司から逆に発達障害などのレッテルを貼られ、さらに追い打ちをかけられることもあると思います。
そのような二次的なダメージは看過できない重大な人権侵害であり、会社に対する訴えだけでなく、法的な対応も検討する必要があるでしょう。
私は上司に発達障害といわれたにも関わず最終的には会社をやめさせられたので、退職代行の弁護士にもっていきました。
パワハラによるメンタルヘルスの問題は決して個人の責任ではなく、適切なサポートを受ける権利があることを訴え続けることが大切だと考えます。
②言い換えは退職の理由は体験上では「一身上の都合」が良いとは限らない
パワハラの退職の理由は体験上では「一身上の都合」が良いとは限りません。私の体験談をお伝えします。
、退職届に「一身上の都合」と書くと後々不利益を被る可能性があります。
会社都合を主張することが大切と感じています。
私自身の経験では、自己都合退職だと失業保険受給期間が短くなったり、精神疾患の治療も十分に受けられないことがあるでしょう。
パワハラによる退職は会社の雇用管理義務違反が原因なので、あくまでも会社都合だと主張できます
ただし、退職後もパワハラの影響は長期化することがあり、失業保険だけで鬱病から回復するのは難しいと思います。適切な治療と支援が不可欠です。
もしうつ病になってしまい失業保険を長くもらいたいのであれば、下記の社会保険アシストに相談をしてみましょう。
社会保険給付金アシストでは多くの失業に関する退職後の生活費のサポートを提供しています。
②会社に正式に退職届を出す前に人事部門や相談窓口にもっていく
会社に正式に退職届を提出する前に、人事部門や相談窓口にパワハラ被害を訴えることを検討してください。
会社に事実関係を認識してもらうことが大切です。
ただ、パワハラ被害を人事部門に訴えても、会社が本気で事実関係を調査しようとしない場合があります。
③退職後もパワハラ加害者からの嫌がらせが続く可能性あり
特に私の場合がそうでしたが、加害者である上司が会社内で影響力が大きい場合などには、むしろ被害者である従業員の方に非があるかのように扱われることも珍しくありません。
また、精神的なダメージからくる症状を、発達障害等の個人的な問題であると片付けてしまう対応は、到底看過できるものではありません。
こうした会社の対応の甘さや欠陥が、パワハラ被害者をより追い込み、深刻な状況を作り出している例は私以外にも多数あると思います。
④前職場のパワハラが理由で内定を取り消しもありえる
ワハラ被害による退職歴を理由に内定が取り消されることがあるというのは、相当ひどい対応だと思いますが、私は事実ですが、内定取り消しを聞いたことがあります。
なせかと言いますと、新しい会社が内定者の前職場を調査することで、パワハラ退職の事実が分かり、内定が取り消されるケースがあると考えられます。
新しい会社の人事担当者が、内定者本人ではなく前職場に直接確認を取ることで、本人の意思とは関係なくパワハラ被害歴が明らかになるリスクがあるということです。
内定取り消しまで至らなくても、就職活動中にパワハラ被害歴がネックとなることは少なからずあるのが実情かと思います。
内定者への配慮に欠ける前職調査の方法が、パワハラ退職者の就職差別につながっている側面があると思います。
被害者の方々がさらなる不利益をこうむることのないよう、法制度の整備や企業の意識改革が求められていると感じます。
⑤ハラスメントでやめるのは仕方ない
現在は、パワーハラスメントに限らず、セクシュアルハラスメントやアカデミックハラスメント、マタニティハラスメントなど、様々なハラスメントが職場で発生しているのが現状ですね。
特に人手不足の影響で労働環境が厳しい医療現場や教育機関でも、ハラスメント被害が深刻な問題となっています。
いかなる形のハラスメントであれ、重大な人権侵害であり、看過できる問題ではありません。
精神的・肉体的苦痛から回復することが第一で、必要に応じて法的措置も検討するべきです。会社に被害を訴えても無視される場合がある中で、時には辞めざるを得ないのが現状でしょう。
【パワハラ退職伝え方】退職理由は上司や人間関係?面接は?例文
パワハラ被害による退職の場合、上司に直接退職理由を話すことは避けるべきでしょう。
①退職面談を上司としなくてはならなくなったらどうする
ただ、パワハラ上司との面接を避けられない場合、以下の点に注意するように心がけましょう
まずは事前に会社の人事部門等にパワハラの被害状況を報告しておきます。
上司とのパワハラの面接で追及された場合に会社として対応してもらえるよう根回しの準備をしておきましょう。
面接当日は無言で受け答えする、最小限の回答にとどめるなど、できるだけ上司の言葉に付き合わないようにします。あなた自身が感情的にならないよう冷静さを保つことが大切です。
職理由の質問が出たら、「一身上の都合」といった控えめな表現で済ませましょう。理由の詳細には決して踏み込まないことが重要です。
②主治医から診断書をもらっておく
パワハラの被害でメンタルヘルスの問題を抱えている場合は、主治医から診断書をもらっておくことをおすすめします。
私の経験上ですが、面接で更なるパワハラを受けてしまった場合、その場で診断書を提示して医療的ケアが必要な状況であることをアピールすることは有効な対応だと思います。
パワハラの影響は外からは見えにくい部分が大きいですが、診断書があることで会社に対して被害の深刻さを訴える材料になるでしょう。
加害者である上司の対応を人事部門が目の当たりにすれば、適切に事態を把握する契機にもなると期待できます。
診断書の効力に関しては下記の記事に記載しています。
パワハラは最終的にはやむを得ない理由で退職はできるから心配はいらない
パワハラやセクハラなどのハラスメント被害、違法な長時間労働や未払い残業代など、法律違反のある労働条件は「やむを得ない理由」として即時退職が認められます。
多くの人が認識していないかもしれませんが、労働契約上、こうしたケースでは事業主の承諾がなくても労働者が即時に退職することができるのです。
パワハラなどで働きづらい状況であれば、契約期間が残っていても「これ以上働くのは無理」と一方的に辞めることが法律で保証されているのです。
辞めたいと思ったらすぐに辞められる、その選択肢があることを知っておいてください。パワハラ退職は立派な権利行使なのです。
やむを得ない理由については下記の記事で記載しています。
④法的措置も辞さない旨を伝えること
上司との面談時には会社が対応策を示さない場合は、法的措置も辞さない旨を伝えることが重要です。
面談の場で更なるパワハラがあったり、会社が無策のままでいるようなら、録音やメールの記録など、できる限り証拠を残しておきましょう。
最後通牒的な面談を会社側に求め、対応が不誠実であれば即座に労働局に相談するなど、法的手段をとる覚悟が必要です。こうした姿勢で会社と向き合うことが、より良い解決につながる場合があるでしょう。
⑤最終的なパワハラ退職での例文は?
強気に見えますが私は発達障害のパワハラだったため実際に弁護士を出して例文も書きました。とても会社に対して恨みがあったのかもしれません。
パワハラを理由とする退職届の例文は以下のようなものが考えられます。
記令和○年○月○日株式会社○○御中所属 部署名
氏名退職願
本日をもって退職したいので、労働基準法第627条に基づき退職届を提出します。
退職理由は、上司から受けていたパワーハラスメントによる精神的苦痛が勤務を継続することを困難にしているためです。
つきましては、未消化の年次有給休暇の計15日分の精算と、在職中の超過勤務手当の支払いを求めます。
なお、パワーハラスメントについては別途会社に対し被害届を提出しています。今後も必要な法的措置を含め対応させていただきます。以上
【パワハラ退職伝え方】法的な伝え方
訴訟を考えるなら退職代行の弁護士に相談
、パワハラによる退職をする場合、最後の手段として弁護士による退職代行サービスを利用することもあります。
自分一人で会社と渡り合うことが難しい場合や、退職に伴う損害賠償などの交渉を専門家に任せたい場合に効果的な選択肢です。
退職代行の弁護士は、退職の手続きを代行してくれるだけでなく、パワハラを立証し、会社側に責任を追及することができます。また、退職後の転職活動をサポートすることもできます。
弁護士が代わりに退職届を提出したり、会社と法的な交渉を行います。
- 退職の手続きを代行してくれる
- パワハラを立証し、会社側に責任を追及することができる
- 退職後の転職活動をサポートしてくれる
必要に応じて訴訟を起こすこともあり得ます。
ただし費用負担が大きいのが難点です。助成制度を利用することで負担を減らすこともできます。
退職代行の弁護士に相談する費用は、弁護士によって異なりますが、一般的に数万円から数十万円程度です。
しかし、パワハラを受けて退職する場合、退職代行の弁護士に相談することで、精神的・経済的負担を軽減することができます。
パワハラ被害回復のために専門家である弁護士を活用するのも一つの戦略として頭に入れておきましょう
訴訟前に用意するものは
退職代行の弁護士に相談する際には、以下のようなことを準備しておくとよいでしょう。
- 退職の手続きを代行してくれる
- パワハラを立証し、会社側に責任を追及することができる
- 退職後の転職活動をサポートしてくれる
パワハラを受けた証拠があれば、退職代行の弁護士がパワハラを立証し、会社側に責任を追及することができます。
退職を決意した経緯を説明することで、退職代行の弁護士が退職をサポートすることができます。
退職後の希望を説明することで、退職代行の弁護士が退職後のサポートをすることができます。
おすすめの弁護士の退職代行は?
- 弁護士の退職代行なのに最短即日で退職を実現
- 弁護士なのでもちろん退職金の請求や有給消化の交渉可能
- 弁護士なのでもちろん退職成功率100%継続中
- 弁護士の退職サポートでありながら退職後のサポートも充実(転職やライフプランの相談・給付金サポート)
魅力は安価なところではあります、弁護士サービスを利用したい場合は下記を利用してみましょう。
非弁業者と違い、サービスに間違いがありません。他弁護士事務所様と違い、グループに社労士がおりますので、
労災申請など、複雑な案件も受けられます。
申し込み方法 | 電話・メール・LINE |
退職までにかかる期間 | 不明 |
利用料金 | 54,000円 |
オプション | 未払い給料・残業代・退職金請求は着手金無料、オプションの料金は経済利益の20% |
営業時間 | 10時から21時 |
\ 弁護士なのに破格の安さと安心感 /
他の退職代行会社(人気No1以外)の退職代行が気になる方はこちらの比較ページをアクセス
退職代行会社は数多くあります。その中で私は人気1位を紹介しました。ただ、その他の退職代行が気になる方は下記のエージをアクセス
まとめ:【パワハラ退職伝え方】退職理由は上司や人間関係?面接・例文?ハラスメントでやめる?言い換え?
今回の記事では、パワハラ被害による退職時の注意点を解説しました。
私自身もパワハラと発達障害で深刻な鬱状態となり、治療と支援でようやく立ち直れた経験があります。
特に重要なポイントを整理すると以下の通りです。
- 退職理由は「個人的な事情」などと控えめにする
- 会社に被害を訴えずに退職する場合もある
- メンタルケアが最優先である
- 弁護士や支援団体に相談する
コメント