新卒なんだけど会社をやめたいな。
新卒で会社をやめたら甘えや逃げといわれるかな。
新卒の場合、仕事の辞め方がわからない
石の上にも3年という割れたのは昔、新卒でも辞める人がふえています。ただ、新卒で辞めた場合もあれば、辞めないほうがよいデメリットもあります。
今回は新卒で退職する理由や辞め方を記事にしました。
今回の記事は【会社辞めたい新卒】理由!甘え逃げにならいのは?仕事の辞め方?言いづらいをお伝えします。
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【新卒 辞めた人生終わり?】仕事辞めたいは甘えなの?
①新卒でも仕事を辞める人は多いので人生はおわりでない
調査をしてみましたが、知恵袋では本当に新卒で仕事を辞めたいと悩んでいる人がおおいですね。学生から社会人になって仕事のやり方もわからないし、新卒は辛いとおもいます。社会人としての当たり前も学生のときにはわかりませんからね。悩みが多いと感がています。
私も新卒で退職をしましたが、その次の会社で経験をつみフリーランスで働いているので人生が終わりではありません
今年新卒で入社しましたが、すでに会社を辞めたいです。 今年から銀行員として働き始めました。 ですが、自分のしたい仕事ではなく 会社の体質が非常に古く、頭の固いおじさんばかり・・・ この会社ではやっていけないと思いました。 また、仕事の量がハンパなく多く新人の私1人ではとてもできない仕事量。 帰ってきて泣いて、また出勤・・・ 人間関係もうまくいってません。
引用元:新卒仕事辞めたい甘え?(YAHOO知恵袋)
仕事を辞めたいです。今年新卒で入ったのですが退職を考えています。 辞めたい理由として、人間関係、サービス残業、業務内容です。 仕事の内容は専門的で高卒で入ったので何も知らないのですが、先輩や上司は詳しく教えてくれないです。 教えてもらったことはメモしてるのですが、覚える範囲がかなり広くて毎日知らない事が出てくる感じです。
引用元:新卒仕事向いてない(YAHOO知恵袋)
②新卒でやめた人の退職率は高い甘えではない?
新入社員の離職に関するデータを見ると、新卒で就職した会社を早期離職する人は、決して少なくないことがわかります。新卒1年目で会社を辞める人は約1割いる
新卒で入社した会社を辞めた人の約1割が、入社6カ月までに退職しています。
下記は、厚生労働省が2021年に発表した「新規学卒就職者の離職状況」に基づいています。
入社期間 | 退職率 |
---|---|
3カ月未満 | 5.3% |
3カ月〜6カ月未満 | 7.2% |
6カ月〜12カ月未満 | 10.3% |
1年以上 | 20.7% |
大学卒業者のみだと下記になります。
入社期間 | 退職率 |
---|---|
3カ月未満 | 3.4% |
3カ月〜6カ月未満 | 6.4% |
6カ月〜12カ月未満 | 10.1% |
1年以上 | 20.9% |
これは、新卒の就職活動が厳しい状況にあること、また、新卒は仕事内容や会社の文化を理解する時間が少ないため、早期退職につながると考えられます。
離職時期についてさらに細かく見ると、初めて勤務した会社を辞めた人のうち、全体の5.3%が入社3カ月未満、7.2%が入社3カ月〜6カ月未満で退職しています。 大学卒業者だけでも、入社3カ月未満3.4%、入社3カ月〜6カ月未満6.4%となり、新卒で入社した会社を辞めた人の約1割が、入社6カ月までに退職しています
引用元:新卒1年目で会社を辞める人甘え・人生終了ではなく多い(厚生労働省)
【新卒 辞めた人生終わり?】仕事辞めたいは甘えではないが理由は何
理由①社内での人間関係の悩み
新卒でも辞めたい理由の1つ目は、人間関係の悩みです。
人間関係とは、職場の上司や同僚に加え、仕事で関連する他部署の方、取引先の担当者など外部の方も含み、どの関係で悩むかは人により異なります。
人に対する感じ方は人それぞれであり、本人にとっては苦手な方でも、他の人が見れば何も問題ないように感じることもあり、理解してもらえず厄介です。
苦手と思えば、その人を意識してしまい、さらに苦手意識が強くなり、悩みまで発展する負のスパイラスに突入してしまうのが良くあるパターンです。
人間関係の悩みを上司が理解してくれ、解消できれば良いですが、そもそも相談相手の上司との人間関係が悪ければ辞める理由になってしまいます。
理由②労働環境・労働条件が違った
新卒でも辞めたい理由の2つ目は、残業・有給・土日出勤など労働条件が合わないことです。
労働条件を気にする新卒は、仕事とプライベートのバランスを重視したい方が多い傾向です。
そのためほとんどの方が、就職活動で会社の情報を調査したり、面接で採用担当者に聞いりして労働条件をチェックしています。
にもかかわらず労働条件のミスマッチが生じるのは、事前情報と職場の実態が異なっているからです。
会社にとって重要度が高いプロジェクトや期限が迫っている仕事の場合、長時間残業や土日出勤、有休が取りにくいなどの状況になりがちです。
会社の状況は理解しつつも、プライベートとのバランスが崩れ、悩みに発展してしまう新卒が多くいます。
どのように人生の時間を使うのか、価値観の違いがプライベートを犠牲にする労働条件を受け入れがたくし辞める理由になってしまいます。
理由③入社時の希望じゃない部署に配属された
新卒でも辞めたい理由の3つ目は、配属希望が叶わなかったことによるものです。
日本企業の多くは採用時におおまかな配属先しか決めていません。もしくは、決まっていたとしても本人には知らせていません。
例えば、事務部門の採用で人事部なのか総務部なのかわからなかったり、技術部門の採用で開発部なのか工場担当なのか分からなかったりします。
会社でやりたいことを明確に決め、実現のためこの会社を選んだという意識が高い新卒ほど、配属希望が叶わなかった時のショックは大きくなります。
希望でないとはいえ、配属先の仕事に興味を持った場合は別ですが、やりたい仕事にこだわっている新卒の場合、簡単には諦めがつきません。
やりたい仕事ができない、配属希望が叶わなかったことは辞める理由になってしまいます。
理由④給与の条件が違った
新卒でも辞めたい理由の4つ目は、給与・賞与・手当など給与の条件が合わないことです。
新卒は入社前に初任給の金額がわかっているので、給与の条件には不満がないはずと思われがちです。
新卒が給与条件に納得していたのは、社内情報や同業他社の業界情報が少なかったことが要因の一部となっています。
実際に入社してみると、賞与がビックリするほど少なかったり、毎日残業しているのにバイトの時給の方が良かったりなど予想とのギャップに気づきます。
また、同業他社へ就職した友人からの情報により、入社時は同額だったはずの給与がいつの間にか差がついていることに気づくのです。
給与条件の問題は、上司や先輩へ相談したからといって解決する悩みではなく、転職へと意識が向き、辞める理由になってしまいます。
理由⑤将来性がない学べることがない
新卒でも辞めたい理由の5つ目は、将来性がない、スキルアップに繋がらないと悩んでしまうことです。
新卒は経験やスキルが先輩社員と比較して十分ではないため、簡単な仕事やいわゆる雑用の担当になるケースが多い傾向です。
最初は納得してまずは職場に慣れるためと前向きな気持ちで取り組んでいた簡単な仕事でも、期間が長くなればモチベーションが下がります。
特にスキルアップして早く活躍したいと考えている向上心が高い新卒は、簡単な仕事が長い間続くと思いと現実とのギャップで耐えられなくなるのです。
仕事の意味付けや将来の育成計画について説明がない場合は、将来性がない、スキルアップに繋がらないと悩み、辞める理由になってしまいます。
理由⑥会社の社風が自分にあっていない
新卒でも辞めたい理由の6つ目は、社風が合わない、もしくは社訓が理解できないというものです。
社風の感じ方は人それぞれ、いくら就職活動中に先輩や知人などに確認し大丈夫と思っても、実際に自分自身の感じ方とは異なるケースがあります。
社風が合わないと会社での居心地が悪くなり、業務効率の低下につながりかねません。
また、社訓の扱いは会社によって温度差があり、いわゆるお飾りになっている場合と、真剣にマスト事項として実践している場合があります。
自分でも納得できる社訓なら良いですが、価値観の違いから理解できない時は日々の業務がストレスになってしまうのです。
入社してから実態がわかる社風と社訓、感性の鋭い新卒ほど違和感を感じる原因となりやすく、辞める理由になってしまいます。
理由⑦│将来性が全く感じなかった、描いていた仕事内容ではない
新卒でも辞めたい理由の7つ目は、仕事内容に興味が持てない、もしくは描いていた仕事内容ではないことが原因です。
同じ新卒でも仕事に対する思いは人それぞれ、何でも挑戦してみようと前向きな方、やりたい仕事を明確に決めている方などいろんなタイプがいます。
たとえ何でも挑戦して見ようと前向きな気持ちな新卒でも、人には得意不得意があるように、どうしても興味が持てない仕事はあるものです。
仕事内容に興味がわかないとやる気の低下につながり、新卒本人のとっても職場にとっても良い傾向ではありません。
一方、やりたい仕事を決めている目的意識が明確な新卒の場合、描いていた仕事内容と異なると会社にいること自体に疑問を感じるようになります。
興味が持てない、思い描いていた内容と異なるなど、仕事内容に関する不満は辞める理由になってしまいます。
【新卒 辞めた人生終わり?】甘えでない状況
状況①パワハラを受けそう
石の上にも三年ということわざがあるように、入社1年目の新卒が自分の思いと違うからといってすぐに会社を辞めることはおすすめしません。
世の中で活躍している方の中には、希望とは異なる配属先で興味がない仕事でも、徐々にその業務の面白さがわかりスペシャリストになった方がいます。
食わず嫌いと同様に、その仕事のことを知らないから毛嫌いしていたケースもあるのです。
とはいえ、新卒が抱えている全ての悩みにこれが当てはまる訳ではありません。辞めたほうが良いケースはもちろんあります。
辞めた方が良いケース1つめは、パワハラを受けている、または周りの人が受けているケースです。
パワハラが社会問題になってからかなり経過しており、未だにパワハラを放置している、もしくは社内監視できていない会社には何らかの問題があります。
自分がパワハラを受けている時はもちろんのこと、職場の同僚が受けている場合でも、改善の期待は低く退職を検討した方が良いでしょう。
状況②セクハラを受けそう
辞めた方が良いケース2つめは、セクハラを受けている、または周りの人が受けているケースです。。
パワハラと同様にセクハラも大きな社会問題であり、未だに放置している、もしくは社内監視できていない会社には何らかの問題があります。
セクハラの種類によっては、相手は冗談のつもりで悪気はないかもしれません。セクハラで不快に感じている時ははっきりと相手に言ってかまいません。
それでもセクハラが改善されないのなら、セクハラ確定犯でです。人事部門などに相談する、相談結果によっては会社を辞めた方が良いでしょう。
周りの人がセクハラを受けている場合、自分は受けていないからと安心してはいけません。ターゲットが変われば次はあなたの危険があるからです。
状況③うつ病になりそう
辞めた方が良いケース3つめは、うつ病など精神疾患の場合で勤務するのがつらい場合です
働き方改革やテレワークなどによるストレスで、うつ病など精神疾患にかかってしまうケースが最近増えています。
健康状態がすぐれず回復できる時期が定かでない時は、一旦会社をやめて治療に専念した方が良いでしょう。
今や転職が当たり前となりつつある時代、健康さえ取り戻せば、社会復帰のハードルは昭和や平成の時代より低くなっています。
まずはうつ病など精神疾患の治療に専念し、健康回復を優先すると良いでしょう。
うつ病など働けないほどの病気やケガには、収入の不安をなくし安心して治療に専念できるよう給与補償制度があります。
制度を利用するための手続方法を理解し、健康回復に向け有効的な活用をおすすめします。
状況④・長時間労働(残業)が多い
辞めた方が良いケース4つめは、長時間労働や残業が多いケースです。
所定の労働時間内に仕事が終わらないとは、仕事内容に対する時間の見積もりが甘い、もしくは当初から残業を見込んで計画しているかのどちらかです。
時間の見積もりが甘いのは、仕事の難易度を正しく判断できないことの裏返しであり、上司としての能力が不足ている可能性があります。
残業を見込んでの計画は、人員増による人件費アップを抑制することが目的の可能性があり、ブラック企業の一歩手前の状態といえます。
サラリーマンの価値観が仕事一筋だった昭和や平成の時代とは異なり、今はワークライフバランスが時代の本流です。
時代の流れに乗れていない、長時間労働や残業が多い会社は早めに辞めて、転職した方が良いでしょう。
状況④給与や手当の支払いがない
辞めた方が良いケース5つめは、給与や手当の支払いが滞っているケースです。この場合、最悪ケースとして会社が倒産のリスクがありキケンです。
過去に山一證券や東芝など安定していると思われた大企業が突如として経営危機に陥ったように、従業員から会社の真の経営状態はわかりにくい傾向です。
給与や手当の支払いが滞っているということは、現金が不足している可能性が高いといえます。
現金が不足すると取引先への支払いが滞り、たとえ黒字でも倒産してしまうキケンがあります。
会社が倒産してしまうと、受け取る予定の退職金が支払われない可能性があり、経営危機がオープンになる前に退職金の権利を手に入れた方が無難です。
給与や手当の支払いが滞っているのなら、どんな理由であれ会社を辞めた方が良いでしょう。
【新卒 辞めた人生終わり?】退職がおすすめできないケース
ケース①仕事は楽しいが人間関係の悩みがある
いくら思い描いていた会社生活のイメージと違うからといえ、新卒が会社をやめない方が良いケースがあります。
いくら思い描いていた会社生活のイメージと違うからといえ、新卒が会社をやめない方が良いケースがあります。
何かのご縁があって入社した会社です。一時の感情に流されてはいけません。退職は慎重に行いましょう。新卒が会社を辞めない方が良いケース1つ目は、仕事そのものは楽しいが人間関係の悩みがあるケースです。
人にはどうしても合わない人がいるものです。その合わない人が上司や職場の先輩・同僚などの場合、残念ながら人間関係の悩みになってしまいます。
とはいえ、担当している仕事自体が楽しいのであれば、退職はもう少し様子を見てからにした方が良いでしょう。
仕事が楽しく仕事に没頭していれば、人間関係の悩みを忘れられるかもしれません。
たとえ転職しても楽しい仕事を担当できる保証はなく、楽しく感じる仕事を手放すのはもったいありません。
一日の中で人間関係について悩むのはどの程度の時間なのか、仕事で紛れるのなら新卒では辞めない方が良いでしょう。
楽しく仕事をしていれば、自ずと成果も出ることでしょう。あなたが出世して昇格すれば職場での人間関係が変わり悩みから開放されるかもしれません。
あなたが異動しなくても、人間的にはイヤだけど仕事ができる人であれば、勝手に出世して別の部署へ異動しいなくなるケースもあります。
高齢の上司であれば、定年退職や早期退職でいなくなるケースもあるでしょう。
このように悩みの原因となっている人が別の部署へ異動し、仕事上の付き合いが無くなり、人間関係の悩みが解決するのは良くある話です。
会社での人間関係の悩みは、部署や配置換えなどで解決できるケースもあるのです。
たとえ人間関係の悩みがあっても、仕事を楽しいと感じている新卒は、辞めないでもう少し様子を見ることをおすすめします。
ケース②人間関係は良いが仕事内容が合わない
新卒が会社を辞めない方が良いケース2つ目は、1つ目とは逆に人間関係は良いが仕事内容が合わないケースです。
新卒が会社を辞めない方が良いケース2つ目は、1つ目とは逆に人間関係は良いが仕事内容が合わないケースです。
この場合もすぐに退職を考えることなく、しばらくは様子見することをおすすめします。
職場の人間関係が良ければ、毎日会社へ通って職場のメンバーと会うのが楽しくて仕方がないことでしょう。
会社への足取りが重い方もいる中で、通勤の精神的ハードルが低いのはありがたいことです。
たとえ担当している仕事の内容がつまらなく合わないと感じていても、一日の大半を過ごす職場での人間関係が良ければストレスなく快適に過ごせます。
心地良い人間関係は家族のようなもの、周りの部署を見渡せば、自分が恵まれた部署にいると気づくことでしょう
職場の人間関係は偶然が重なってできたものです。メンバーの全員で申し合わせて今の部署に集まった訳ではないことからわかります。
この偶然のラッキーはそう簡単には起きません。おそらく隣の部署はあなたの部署ほど人間関係は良くないことでしょう。
同じ会社で同じ文化・同じ価値観の人でも、部署が違えば人間関係の良し悪しが変わります。それほど人間関係の良い職場は貴重なのです。
ましてや社風が変わる転職では、どのような人間関係になるか想像すらできません。
新卒で最初の職場の人間関係が良いと、どの職場もこんなものと勘違いしがちですが、現実は人間関係の良い職場の方が珍しいのです。
今の職場の人間関係が良いのなら、転職は慎重に行った方が良いでしょう。
ケース③辞めた後退職後のビジョンがない
新卒が会社を辞めない方が良いケ3つ目は、退職後のビジョンがないまま退職してしまうケースです。
新卒が会社を辞めない方が良いケース4つ目は、退職後のビジョンがないまま退職してしまうケースです。
今の職場が辞めたいほどつらいと感じていても、退職後のビジョンがないのは、現状からの逃避だけが目的となっている可能性があります。
例えば人間関係の悩みで退職したい場合、退職で今の職場の悩みからは開放されますが、新しい職場へ求めるビジョンが明確でないと条件提示できません。
転職先を選ぶ際に条件提示できないと、今と同じような人間関係の職場へ転職してしまう可能性があります。
仕事内容が合わず転職したい場合も同様です。今の仕事がイヤというだけでやりたい仕事が明確でなければ、同じような仕事に就いてしまうかもしれません。
退職後のビジョンがないとしても、現状のつらさから逃れたい一心で転職してしまう方がいます。
転職後にやってみたいことが曖昧だと、転職先でも問題解決されずに、結局は転職を繰り返してしまうケースが多い傾向です。
自分は現状のどんな点に不満を感じているのか、大切にしたいことな何なのかについて十分に考えてから転職活動すべきです。
例えば、現状の仕事内容が合わず転職したい場合、やりたい仕事が明確に決まっていれば、転職活動でブレることなく仕事内容で転職先を決められます。
やりたい仕事で満足できれば、仮に人間関係が良くなくても妥協でき再度の転職とはならないでしょう。
譲れない優先順位が決まっていないから、転職活動でブレて同じ過ちを犯してしまうのです。
転職後にやってみたいことが曖昧な新卒は、転職を繰り返すケースが多いと肝に銘じておきましょう。
【新卒 辞めた人生終わり?】が新卒退職言いづらいが注意点
注意点①職歴・経歴に傷がのこる
新卒は社会人経験が浅く、スキルや経験はこれから積み重ねていく段階です
このような段階で会社を辞めると、社会人を数年経験してから辞める場合とは違い、新卒特有のデメリットやリスクがあります。
終身雇用が崩壊し、社会人生で数回の転職が当たり前になりつつある時代でも、新卒で会社を辞めるとデメリットやリスクがあるのです。
新卒で会社を辞めるデメリットの1つ目は、職歴に傷がつくことです。
転職する際、求人応募に必要な書類の一つに職務経歴書があります。会社歴と担当した仕事内容などを記載するサラリーマンとしての履歴書です。
新卒ですぐに会社を辞めた事実は、この職務経歴書に書かざるを得ません。つまり、あなたの職歴に残念ながら傷がついてしまいます。
その後の経歴がいかに素晴らしいものであったとしても、採用担当者としては、新卒ですぐに会社を辞めた事実が気になるのです。
このデメリットがあることを十分認識した上で、会社を本当にやめるのかどうか判断するべきです。
注意点②転職先の面接で退職理由を聞かれ苦労する
新卒ですぐに退職した事実があると、採用担当者としては理由を確認したくなります。新卒で退職がNGではなく、退職に至った理由を知りたいのです。
やりたい仕事を担当できないのが転職理由で、転職先の企業にその仕事があれば前向きに捉えてくれるでしょう。
給料が安い、地方への転勤がイヤなど、就職前に十分調べればわかる内容のミスマッチであれば、同じミスを繰り返す可能性があると判断されかねません。
傷になる職歴は書かない方が良いと、新卒で退職した事実を隠しても、卒業してからの空白期間は必ず質問対象になり空白理由を聞かれます。
新卒で退職すると、その理由を転職先の面接で聞かれるケースが多いと認識し、実際に退職するかどうかを判断しましょう。
注意点③書類選考に通りにくくなる
新卒で会社を辞めるデメリットの3つ目は、新卒で転職を複数回繰り返すと書類選考に通りにくくなることです。
たとえ退職理由が正当な理由であったとしても、そのことを説明できる面接まで進めない可能性があり、十分な注意が必要です。
新卒で転職を複数回繰り返している職務経歴書を採用担当者が見ると、些細なことでも不満に感じすぐに辞めてしまう人と感じてしまいます。
仕事でのスキルや経験でも、転職を繰り返していることで、年齢層等のレベルアップしていないものと捉えられがちです。
事実は異なっていたとしても、書類からはそのように見えてしまい、書類選考で不採用と判断される可能性が高くなります。
書類選考を通過しないことには転職が叶いません。新卒で転職を複数回繰り返すとかなりのデメリット懸念があるのです。
注意点④転職先では中途採用扱いとなり実力や実績が問われる
新卒で会社を辞めるデメリットの4つ目は、転職先では中途採用扱いとなり実力や実績が問われることです。
新卒で会社を辞めるデメリットの4つ目は、転職先では中途採用扱いとなり実力や実績が問われることです。
新卒で会社を辞めると実力や実績はほぼなく、新卒とさほど変わりませんが、転職先では中途採用扱いとなり他の転職希望者と同条件で比較されるのです。
転職者を受け入れる企業の目的は、これから力を入れて伸ばしたい部門の強化であり、即戦力として活躍してくれる人材を求めています。
ある程度の育成期間を考慮している新卒の募集と中途採用とでは採用の目的が異なるのです。
ある程度の社会人経験を積み、実力や実績を備えた20代・30代と比較されると新卒の転職者は叶うはずがありません。
新卒で退職すると転職先では中途採用扱いとなり、新卒扱いしてくれないデメリットがあることを理解すべきです。
注意点⑤ 簡単なことを気軽に相談できる同期がいなくなる
新卒で会社を辞めるデメリットの5つ目は、気軽に相談できる同期がいなくなることです。。
新卒で会社を辞めるデメリットの5つ目は、気軽に相談できる同期がいなくなることです。
多くの日本企業が採用している新卒の一括採用では、同期入社のメンバーが社内に多く存在します。
同期というだけで話しやすくなり、何でも気軽に相談できます。しかもあらゆる部署に同期がいるので、思わぬところで役立ち助けてくれるものです。
転職すると同じタイミングで転職した方がいたとしても、年齢差などから同期の感覚とは異なりお互いに気軽に相談しにくいものです。
また転職では新卒一括とは異なり、人数は多くなくさまざまな部署に同期がいるとはなりません。
難しいプロジェクトほど関連部署の協力なくしては成功にたどり着けません。
新卒で退職してしまうと、気軽に相談できる同期のネットワークを失ってしまうデメリットがあるのです。
辞めるデメリット⑥失業給付金の受給対象できない
新卒で会社を辞めるデメリットの6つ目は、失業給付金の受給対象ではなくなってしまうことです。
失業給付金の受給条件は、退職前の2年間で被保険者期間が12カ月以上あることです。
やむを得ない理由の場合、退職前の1年間で被保険者期間が6カ月以上と条件緩和されますが、新卒退職はほぼやむを得ない理由に該当しないでしょう。
失業給付金を受給できないということは、十分な貯金がなければ退職後の生活が経済的に行き詰まることになります。
退職して給料が入らなくなっても、家賃や電気・ガス・水道・携帯の代金など生活に必要な費用が減る訳ではありません。
新卒でまだ十分な給料をもらっていない段階では、これらをまかなうだけの十分な貯金残高を保有している方は少ないでしょう。
新卒で退職すると、失業給付金の受給対象ではなくなり、経済的なデメリットもあるのです。
辞めるデメリット⑦地域によってはネガティブな印象を持たれやすい
新卒で会社を辞めるデメリットの7つ目は、地域によってはネガティブな印象を持たれやすいことです。
特に地方の企業への転職を考えている新卒者は、その地方ではどのように思われているのか確認した方が良いでしょう。
周りに転職経験者が多くなり、会社人生において数回の転職が当たり前になりつつある時代ですが、地域によっては都会との認識に差があります。
新卒で就職した会社には一生勤めるもの、新卒で退職する人は我慢強さが足りないなど、地域によってはネガティブな印象を持たれるケースがあるのです。
新卒で退職後は、実家に戻るなど地方の企業への転職を考えている方は、地方では新卒転職者をどのように思っているのか事前の確認をおすすめします。
【新卒 辞めた人生終わり?】甘えでなくてもタイミングは意識
入社1カ月は早期退職はやめたほうがよい
新卒で会社を辞めるデメリットを理解したとはいえ、どうしても現状に耐え難く、辞めたい意志が変わらないケースもあることでしょう。
新卒で会社を辞めるデメリットを理解したとはいえ、どうしても現状に耐え難く、辞めたい意志が変わらないケースもあることでしょう。
会社を辞めることに意識が向くと、通勤途中の転職サイトの広告が気になったり、テレビやネットを見ていても転職のことが目に飛び込んできます。
こうなると、ますます辞めたい気持ちに拍車がかかりますが、たとえ新卒で辞める決断しても、入社1カ月や2カ月などの早期退職はおすすめしません。
新卒の早期退職をおすすめしない理由の1つ目は、あなたを採用してくれた会社に迷惑がかかるからです。
何らかのご縁でお世話になると決めて入社した会社です。入社1カ月や2カ月程度の早期で判断せず、もう少し慎重に検討することをおすすめします。
迷惑がかかるやり方で無理やり実行したことは、いつかどこかで必ずと言っていいほどしっぺ返しがあるものです。
新卒は長い社会人人生の始まりです。会社に迷惑を掛けることは避けた方が無難です。
イメージがよくない
新卒の早期退職をおすすめしない理由の2つ目は、心証つまり心に受ける印象やあなたから受ける感じがとても悪くなるからです。。
新卒の早期退職をおすすめしない理由の2つ目は、心証つまり心に受ける印象やあなたから受ける感じがとても悪くなるからです。
新入社員の採用には多くの手間がかかっています。採用計画の立案から始まり、会社説明会・応募書類の審査・面談などほぼ1年かけて新卒を採用します。
そして多くの応募者の中から、あなたを入社するにふさわしい人物として選考したのです。
採用担当者の多くは、採用を決めた新卒の新入社員に、これから社内で思いっきり活躍してほしいと親が子を思うように思い入れがあるものです。
そんな中で、入社1カ月や2カ月程度で退職願を提出すれば、採用担当者は驚くよりもショックの方が大きいに違いありません。
会社の未来を担ってくれると期待して採用した新卒の社員の早期での退職は、上司を含め関係者の心証をとても悪くしてしまうのです
上司や採用担当者の心証を理解したとしても、やりたい仕事が他にあるなど、辞めたい気持ちが変わらない時もあるでしょう。
むしろ新卒が辞めるデメリットや関係者の心証を理解しても、辞めたい決意が変わらないのなら、あなたの退職の決意は本物といえます。
入社でお世話になった方々の心証を多少でも良くするには、1年程度の勤務が必要でしょう。
1年間勤めれば、新入社員の導入教育プログラムは一通り終わり、社風や社内ルール、職場の雰囲気や仕事内容もわかってきた段階です。
この段階での退職であれば、会社に合わなかった、職場に馴染めなかったなど、本人要因の退社と考えられ、関係者の心証は多少は良くなるでしょう。
少なくても、入社1カ月や2カ月程度の早期退職よりは、1年続けることで心証が良くなることは間違いありません。
新卒が早期退職することのデメリットや関係者の心証を害してしまうことを考慮しても、すぐにでも辞めたい気持ちが変わらない方もいることでしょう。
やりたい仕事が明確になっているのに、日々の仕事がそれ以外だと、毎日が無意味に感じられやりきれない気持ちになってしまいます。
学生時代の仲間が活き活きとした社会人生活を送っているのを見ると、焦る気持ちを抑えられなくなるものです。
会社をやめるのに入社1年も待てないという場合
こんな新卒は不満足な会社に我慢しているよりも、転職活動をスタートした方が良いでしょう。
新卒が早期で退職した場合、スキルや経験がほぼないことから困難な状況が予想され、通常の転職活動では再就職先が決まらない可能性がありキケンです。
その対策のため、新卒の早期退職つまり第二新卒の求人に強い転職エージェントの利用をおすすめします。
第二新卒の求人に強い転職エージェントなら、第二新卒の事情に理解を示し、第二新卒が入社後に困らないシステムを構築している企業を紹介してくれます。
第二新卒の求人は増加傾向です。専門化である第二新卒の求人に強い転職エージェントが、条件にマッチした企業へ転職を実現してくれるのです。
この中で退職希望者が確認すべきは、退職に関する事項です。ネットや知人からの情報ではなく、在籍中の会社が定めたルールを知るのが大切になります。
就業規則は、労使間でのトラブルを未然に防ぐためのルールです。ルールを知るとトラブルなく円満に退職できるのです。
【新卒 辞めた人生終わり?】新卒退職言いづらいが仕事の辞め方は?
退職日を相談する
円満に退職する手順の2番目は、退職希望日の1~2か月前に退職の意思を伝えることです。
どの程度前に伝える必要があるかについては、勤務している会社の就業規則を必ず確認し、条件を満たした退職希望日を決めます。
上司へ退職日を相談すると、必ずしもあなたの希望通りにならないことがあります。
職場で取り組んでいるプロジェクトの完了タイミングや、後任の引き継ぎタイミングなどが影響するケースがあるためです。
あなたは十分に検討して退職を決断したとしても、職場の上司にとっては突然のことであり、あなたが抜けた穴の検討は相談を受けた日からになります。
そのため、相談した当日には退職日が決定せず、後日再び相談になるケースも十分に想定されることです。
円満に退職するには、職場の状況を予測し、ある程度余裕を持った希望退職日を設定する必要があります。
引継ぎについて・確認・相談する
退職日がきまったら、次は引継ぎについて相談します。
新卒といえども業務を任され仕事をしているはずです。たとえ簡単な仕事であったとしても、あなたの業務は誰かが引継いで担当することになります。
円満退社するためには、しっかりとした引継ぎの完了が必須です。
引継ぎは、業務の説明や手順を記載した資料を用い、決して口頭の説明のみは避けましょう。
口頭での説明は、その場ではわかったつもりになっても、後日わからなくなった時に見返すものがありません。
引継いだ方があなたに代わり本格的に仕事するのは退職した後です。職場の業務に支障を生じさせないためにも資料での引継ぎをおすすめします。
よって、具体的な引継ぎ日は、引継ぎ資料の作成に必要な日数も考慮して提案すると良いでしょう。
退職の意向を伝えるのは直属の上司です。上司より先に、職場の先輩や同僚・所属部署の責任者・人事部門への相談は円満退社したいなら避けるべきです。
なぜなら、退職手続きのスタートは、あなたの退職理由を理解した直属の上司の承認から始まるためです。
いくら上司とは相性が合わず、意見が異なる間柄であったとしても、直属の上司を飛ばしたり、上司以外の方に代理承認をお願いすることはできません。
また、もし直属の上司以外に退職の意向を伝えたことが、後に直属の上司に伝われば、決して快く思わないのは言うまでもありません。
直属の上司との関係が過去にどうであれ、退職を決意したら退職の意向は直属の上司に伝える、円満に退職するための鉄則です。
円満に退職する手順の3番目は、上司と相談し退職日が決定したら退職届を提出することです。
退職日が決定したら退職届を提出する
退職届とは、会社に対して退職する旨を宣言する書類です。退職願とは異なり基本は取り消せません。再度慎重に検討してから提出します。
退職届に必要な記載事項は次の通りです。
- タイトル(退職届)
- 書き出し(私儀)
- 退職する日付
- 退職理由(シンプルに書く)
- 書類の届け出日
- 所属部署
- 氏名
- 宛名(会社名と社長の氏名)
用紙サイズはA4もしくはB5、文字の色は黒で、白色の用紙1枚に収まるように記載し、三つ折りで白い封筒に入れます。
退職届を正式に提出することで、人事部門などあなたの職場以外での退職手続きが進むことになります。
また、職場のメンバーに上司からあなたの退職を知らせるのも、退職届が提出された後です。
なお、退職届には上司の承認印が必要になるケースが多く、多忙または不在がちな上司の場合、日程に余裕を持った提出が必要になります。
退職1カ月前から仕事の引継ぎを行う
円満に退職する手順の4番目は、退職1カ月前から仕事の引継ぎを行うことです。仕事の引継ぎは退職日の前日までに終了していれば、便宜上の問題はありません。
とはいえギリギリの引継ぎだと後任の方にプレッシャーがかかってしまい、不平不満の元となり円満に退社できなくなってしまいます。
余裕を持って引継ぎ、後任の方の負担を少しでも軽くするには、退職1カ月前から引継ぎを開始すると良いでしょう。
余裕があると思っても、わかりにくいと言われ追加の資料が必要になったり、後任の方とスケジュールが合わなかったりしてすぐに時間はなくなります。
退職1カ月前からの引継ぎであれば、たとえ不測の事態が発生しても対応する時間があり、円満な退職が可能になるのです。
引継ぎ資料を作ろう
口頭だけの引継ぎはトラブルや業務に支障をきたす懸念があるため絶対に避け、引き継ぎには資料を用いることをおすすめします。
引継ぎ資料には、仕事の流れや現在の進捗状況などについて、詳細な情報を記載しましょう。
その業務に慣れているあなたにとって、当たり前に感じている仕事の流れでも、後任の方は初めてその仕事に携わる可能性があります。
また、あなたが引継ぐ相手は仮の引継ぎ者であり、正式な引継ぎ者はあなたが退職した後に赴任するケースもあります。
仕事の流れや現在の進捗状況などに関する詳細な情報は、そんな時にも役に立ち、後々感謝されるのです。
円満に退職したいのなら、仕事の内容について詳細に記載された引き継ぎ資料の作成は必須になります。
取引先へのあいさつ回りをしよう
円満に退職する手順の5番目は、退職2週間前から取引先へのあいさつ回りをすることです。
あなた退職が影響を及ぼすのは社内だけではありません。外部との付き合いがある仕事をしている方は、取引先へも影響を及ぼすため注意が必要です。
仕事内容により、取引先でも対応が必要になります。取引先に余裕を持って対応してもらうため、退職2週間前にはあいさつをした方が良いでしょう。
退職によりあなたとの取引は終了したとしても、会社としては取引が続くことになります。
あなたの退職がきっかけとなり、取引先との関係が悪化すれば、お世話になった会社と取引先に迷惑をかけ円満な退職とはなりません。
退職2週間前からの取引先へのあいさつ回りは、円満退職に必要な大切な仕事です。
取引先への退職のあいさつは、後任者が決定している場合は同行してもらうのが鉄則になります。
引継ぎの後任者が決定している場合は、決して一人で訪問せず、取引先と後任者のスケジュールを調整し、三者でのあいさつとなるようにしましょう。
後任者に同行してもらい退職のあいさつをすれば、業務が滞りなく今まで通り進むことがわかり、取引先の不安が解消され安心につながります。
わからないことをあなたの同席で取引先へ質問や確認ができることは、後任者にとってもメリットであり、スムーズな引継ぎにつながるのです。
退職の前に後任者とあいさつへ伺うことで、取引先からていねいな対応と好印象を得られるのは、会社にとってもありがたいことになります。
取引先にも後任者にも好都合な同行あいさつは、円満退職へとつながるのです。
取引先へのあいさつ回りは、後任者へのスムーズな引継ぎや円満退職のために必要なことですが、会社の意向は忘れずに確認しましょう。
あいさつ回りは会社の意向に沿い、もし会社が必要ないと判断するのであれば中止すべきです。
会社として新卒者の退職が取引先に知れ渡ることで、いらぬうわさが広がる可能性があるのを嫌うかもしれません。
担当者の交代は、担当者本人が伝えるのではなく、上司が取引先へ訪問し先方の責任者へ伝える方針の会社もあることでしょう。
このようなケースの場合、良かれと思ったあいさつ回りが逆効果になり、会社に迷惑をかけることになるため要注意です。
取引先へのあいさつ回りは自分で判断することなく、事前に会社の意向を確認することを忘れずに実行しましょう。
退職日は挨拶、貸与物品の返却、退職書類の受け取りをしましょう
円満に退職する手順の6番目は、退職日には挨拶し、貸与物品を返却して、退職書類の受け取ることです。新卒退職で会社に在籍した期間が短いとはいえ、仕事を覚え、日々業務を推進できるようになったのは、上司や職場の方々など多くの方のおかげです。
今の会社での最終日となる退職日には、お世話になった方々へ挨拶し感謝の気持ちを伝えましょう。
制服や名札、文房具など会社からの貸与物品は忘れることなくしっかりと返却し、担当者に確認してもらいます。
返却を忘れて持ち帰ると、後日返却を催促されトラブルの元になるため、何が貸与物品なのか再度確認し、忘れずに返却します。
退職日には、失業保険の手続きや転職先での手続きで必要になる書類の受け取りがあります。
退職日に受け取る書類
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 離職票(転職先が決まっていない方のみ)
源泉徴収票と離職票は手続きの都合上、退職日に受け取れず、後日郵送となるケースが有り担当部門への確認をおすすめします。
円満に退職するには、挨拶・貸与物品の返却・退職書類の受け取りなど、退職日までしっかりと対応することが大切です。
失業保険の申請には離職票が必要│事前申請が必要になる会社が多い
退職日に受け取る書類には、失業保険の申請に必要な離職票が含まれています。
退職前に次の転職先が決まっている方は離職票を必要としないため、必要な方は事前申請が必要になる会社が多い傾向です。
そのため、事前に何もしていなければ、離職票を発行してもらえない可能性があり、注意が必要です。
人事部門など離職票の発行に係る部門の担当者へ事前申請について確認し、必要な手続きをした上で、退職日当日に慌てないようします。
転職活動が進展中であり、退職日までに内定をもらえるか否か微妙な時は、念のため離職票の発行手続を進めておいたほうが無難です。
万が一、失業保険の申請が必要になった段階で離職票がなければ、申請手続が遅れることになります。
失業保険には締め日がなく、申請が遅れるとその分だけ給付が遅くなってしまう制度、申請予定の方は注意が必要です。
年金手帳が会社保管になっていないか確認しましょう
退職日に受け取る書類の中に、年金手帳があります。
年金手帳は、公的年金に加入済であることの証明書であり、転職先が決まっているか否かに関わらず必要な書類です。
年金手帳の扱いは会社によって異なっており、会社が一括して保管してくれるケースと、会社から個人へ配布され自己管理するケースがあります。
転職経験のある知人や家族からの情報で年金手帳は配布済と勘違いし、退職の当日になって年金手帳を紛失してしまったとあわてる方がいます。
もし年金手帳が手元になく、配布済かどうか定かでない場合は、会社の担当部門に年金手帳の扱いについて確認することをおすすめします。
会社で保管し退職日に渡すシステムであるにもかかわらず、自己保管と勘違いして慌てるケースが多い傾向です。
手順⑨転職を検討する場合は離職する前の方が有利なケースが多い
新卒が転職を検討する場合、離職する前の方が離職後よりも有利なケースが多い傾向です。
一番の理由は、生活費の問題です。
新卒で離職する方の多くは、貯金額がそれほど多くありません。離職後の転職活動中は無職になるため、貯金を取り崩して生活費に充てることになります。
失業中は失業保険から給付金をもらえますが、新卒での失業の場合、支給条件の加入期間12ヶ月間を満たしていないケースが多く対象外になります。
生活費の支払いが苦しくなってくると、内定の獲得をあせり、転職先の調査を十分にせずに決めてしまうキケンがあり注意が必要です。
離職する前の転職活動であれば、お金の心配はないため、心に余裕を持って転職先を調査できます。
転職を検討するなら、離職する前の方が有利になりおすすめです。
新卒で退職が言いづらいなら退職代行に相談しよう
新卒で入社した会社に退職したいけど、どうしたらいいのかわからない。そんな方におすすめなのが退職代行サービスです。
退職代行サービスは、退職したい方の代わりに、会社に退職の意思を伝えたり、退職手続きを行ったりするサービスです。
退職代行サービスに依頼することで、退職の意思を伝える手紙を作成したり、退職時の給与や退職金の交渉を行ったりするなどの手間やストレスを解消することができます。
退職代行サービスは、法律に精通しているため、労働者の権利を守りながら退職手続きを進めることができます。また、退職代行サービスは、24時間365日対応しているため、いつでも退職手続きを依頼することができます。
新卒で入社した会社に退職したい方は、ぜひ退職代行サービスをご検討ください。
パイオニアで人気・知名度で業界最大手の退職代行EXIT
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設立 | 2018年 |
会社所在地 | 〒150-0041東京都渋谷区神南1-12-16 和光ビル5F |
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